毒々ミニチュア館管理人に買われてくるもの;『1961デソートアドヴェンチャー1/18スケール ロードシグネチュア製 落札価格7000円送料無料

出品一覧の小さな画像でこのカオにビビッときた。クリックし大きな画像をだしたら激萌え〜!!であった。以前の『クライスラー300F』のときのような躊躇・逡巡は全くなかった。即入札した。
5000円ダメ、6000円ダメ、7000円で受け付けてくれた。残り14時間で、入札者は自分だけだった。落札通知の後 「またこんなモンに金つかっちまった・・・」との思いにとらわれたので
死蔵しているCD(レア物ふくむ)を10枚売りにいった。十分すぎる額に換え今月のこづかいの補填とした。・・・・・・・

むかしの家電製品のような地味なボディカラーとあいまって、このヒドイ顔、最高だ! 『デソート』はクライスラーのブランドのひとつだ。1961年競合のGM、フォードは50年代のギンぎら・ゴテゴテ
のヘビーでオーバーなデザインから脱却をすすめ、それまでと比べれば、ではあるがスマートでシンプルなイメージの新車をマーケットに投入しはじめていた。50年代後半からコンパクトな欧州車
の輸入が増加する動きもあり、ユーザーのセンスも60年代に入ると大きく変化しはじめていたのである。そんな時代の流れの中にあって『デソート』は堂々とテールフィンを尖らせてこのヒドイ顔だ。
やはり全然売れず、このクルマを最後に『デソート』は消滅したのだった。

50年代のシボレーやキャデラックもたしかにヒドイ顔にはちがいない。しかし生産台数がダントツに多く、特にタイアップに熱心なGMの販促によって映画やTVなどメディアへの露出が頻繁であり、
オールディーズ・ロックンロールを語るのに欠かせない記号として認知され、今なおファッションや音楽の世界でワルくてヤバくていかしたモノを表象するイメージとして不可欠な永遠のポップアイコンと化し“古くならない昔のクルマ”として輝いて生き続けている。            しかし・・・誰も知らない1961年のデソート最終モデル、これはどうしようもなく奇怪なUMA(未確認生物)だ。
この顔は子どもの頃みた宇宙人や謎の生物の図鑑の中に収められた諸々のイメージと重なってくるのだ・・・・

UMAを発見し捕まえたような大満足の買い物であった。