毒々ミニチュア館管理人の本棚より:『やどり蜘蛛』犬木加奈子 単行本「暗闇童話集2」収録作品

 

 

 

年頃の少女は外で異性の視線に嫌悪感を覚え 友人や母親との関係にも悩み ひとり部屋に
こもりがちになる。 あるとき部屋の天井の隅に蜘蛛が巣をはる。巣にかかった蛾を捕らえ吸い殺す
様子をみて「すごい!」と胸ときめく屈折した少女。そんな様子がいつもみたくて少女はいろいろな虫
を捕まえてきては 生きたまま蜘蛛の餌として巣にささげるのであった。


・・・あるときその蜘蛛が雄と交尾していた。蜘蛛の性は雌であったのだ。「いや!やめて!」と嫌悪
する年頃の少女。雌蜘蛛は用の済んだ雄に牙をむき吸い殺し、巣から突き落とす。
「自分と同じ仲間を殺すなんて・・・」と恐怖を感じた少女はいつもの愉しみであった「餌やり」もやめて
しまった・・・。 

しばらくたち蜘蛛の“妊娠”に気づく少女。部屋が蜘蛛の子だらけになるのを恐れた
少女は「あんたとはもうおしまいよ!」と蜘蛛の巣に火をつけ焼き殺そうとする。しかし蜘蛛は床に落ち
・・・そして少女の足を伝い・・・内股を這い登り・・・・膣へ潜り込むのであった・・・
少女は精神に異常をきたし凶暴になり母親と友人を襲い噛み付いて吸い殺す。蜘蛛のように・・・

その後、精神病院に収監された少女の下腹は妊婦のようにふくらんで・・・・・・

 

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おおぅたまんねえじゃねえか!お年頃の少女の大切なトコにクモが!
管理人の下種な心性に大変熱く訴える作品であった。